リノベーションでの下り天井のラインについて
- 投稿日:2014年03月09日
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リノベーションの際に 意外と見落とされがちな下り天井のラインについて、
設計段階において、じつは、あまり気にされていないケースがありますが、
例えば、リビングなどで、ソファーなどに座っているときに 、その天井の様子は、無意識のときにでも、ずっと視野に入っていたりしますから 、居心地にはとても影響するといえます。
とくにマンションの場合 梁、または、排気ダクトなどのために 天井が下がっているところが多々あります。
最近では、梁や、排気ダクトを隠さずに 天井を張らない仕上げも多くなっており その場合は気にする必要はありませんが、
天井を張るケースでは 、出来る限り、下がり天井のラインをどこに合わせるかを、 忘れずに気にしたいところです。
右の写真が、リノベーション前の下り天井のラインです。
キッチンを動かす際に、天井の造作を改良しました。
そして、右の写真が最終形です。
レンジフード(換気扇)の背部に下り壁が出てきていますが、
これは、安価のレンジフード製品を使うための措置です。
このように、天井や壁のラインを整えることは、
とくに費用を掛けずに、それでいて居心地の良い空間を作る方法として
とても有効です。
ただ、こり過ぎて失敗するケースもありますから 、
あまり余計なことをせずに シンプルに行きたいところです。
それではまた